新しいアイデアを出すには

新しいアイデアを出す上で、僕の支えとなってる二人の芸人さんの言葉を紹介したい。一人目はオードリーの若林さん。オードリーの若林著「社会人大学人見知り学部」の中で、ネタ作りに苦悩するコラムがある。「ネタを書くために喫茶店へ行く。喫茶店へ行き2、3時間考えてもネタのアイディアが1個も浮かばない。アイディアが全く出ない状況になると、ネガティブな感情がわき上がっていき、自分には才能がないのだと悩む。結局2,3時間考えてもネタのアイディアが出なかったので、帰宅し、風呂へ入り、歯を磨こうとした瞬間、ネタが思いつく。」たぶん、こんな感じのことが書かれていたと思う。

 

二人目はバカリズムさん。ブラマヨのアツアツでネタ作りに関して、ブラマヨに聞かれたときに、こんな感じのことを言っていたと思う。「ネタは考え続けたら、出ます。よく、芸人さんでネタが思いつかないという人がいますが、2,3時間ぐらい考えただけでそう言います。僕は、新しいアイディアが出るまで考えます。平気で10時間とか。」

このふたりのネタ作りの考え方を受けて、僕が言えるのは、新しいアイデアを生み出すためには、時間をかけて思考し続けないといけないということだ。何か新しいアイデアを生み出したいと考えてる人は多いと思う。ただ、ほとんどの人が挫折する。ある程度、考えて、出なかったら、諦める。それか、新しいアイデアを生み出すための方法が書かれた自己啓発本を読んで、すぐに新しいアイデアを出す方法を探そうとする。はっきり言おう。そんなものはない。僕も、ハガキ職人の端くれとして言わしてもらうが、短文系のネタメールでも30分で2個ぐらいしか思いつかないのはざらだ。ブログもそうだ、ネタのストックなんて、最初から全くなかった。今日だって、1時間ぐらい考えて、書く内容が決まった。だから、最後に言えるのは、これだけだ。「もう少しだけ、考えなさい」