ラジオを聴くメリット

ラジオよりテレビで娯楽・ニュースなどの情報を受け取ることが多いと思う。というより、ほとんどの人は、テレビでしか、情報を受け取ろうとしないと思う。そんなラジオ離れが進んでいる中で、僕は、ラジオを聴くメリットを教えていきたい。1つ目のメリットは、脳が活性化されることだ。ラジオの場合、テレビのように、映像はなく、音だけなので、必然的に視覚を補うために、想像力を働かせるのだ。例えば、野球で誰かがホームランを打ったとしよう。テレビでは、ホームランの映像が流れるため、どういう風なホームランかわかってしまう。

ラジオの場合、ホームランの映像という視覚がないため、実況などの聴覚と想像力でホームランの実体をつかまなければならない。ラジオの場合でも、どういう風なホームランかわかってしまう。でも、テレビで、ホームランを見た人々とラジオでホームランを聴いた人々は、ホームランの印象が変わってくる。ラジオでホームランを聴いた人々は、どういう風にホームランが入ったのかは、全員、異なる。ラジオでホームランを聴いた人々が、ホームランを言葉で説明しようとするときは、大体、同じになる。でも、視覚がないため、一人一人どういうホームランの絵、スタンドを想像したかは異なる。このように、視覚がないぶん、聴覚を研ぎ澄まし、想像力を働かせないといけない。これの何がいいのかと言うと、記憶に定着しやすい。記憶というのは、自分流に情報を噛み砕けば、定着しやすい。つまり、想像力を働かせるというのは、自分流に情報を噛み砕くということだ。僕も、芸人さんのトークをラジオでもテレビでも触れることが多いが、ラジオのトークのほうが、思い出せる。なぜなら、トークを聴いて、想像力を働かせて、絵にしていく。その繰り返しの中で、ディテールや落ちが面白い話だと、聴覚を通ったときに面白くて、想像力を働かせたときも、面白いから、一石二鳥で面白いし、記憶のフィルターを二回通ったから、記憶しやすい。テレビだと、視覚、聴覚が出てるだけでなく、ここが笑いどころみたいなテロップが入るから、考える作業はあまりなしに終わる。
続きは明日!