サッカーとリフティングを上達させたい人へ

リフティングがうまくなっても、サッカーはうまくならないという意見があるらしいが、それは間違ってる。

こういうふうに言う人は、おそらく、日本と比べてリフティングが下手な国がサッカーでは日本に勝つからとか正しいリフティングをして、サッカーが目に見えて、上達したという経験がないからだろう。

 

僕は、実際、正しいリフティングを毎日実践することでサッカーがうまくなった経験があるから、リフティングでサッカーが上手くなるという自負がある。

また、サッカーの超一流と言われたプレーヤーは、みんな、そろいもそろって、リフティングが上手だ。

マラドーナロナウジーニョは、リフティングもうまいことで世界では有名だ。

だから、サッカー初心者という人や、サッカーが上手くならないという人は、今回、僕が教える正しいリフティングで上手くなってもらいたい。

さっそく、正しいリフティングを教えたい。

形としては、普通の足の甲に当てるリフティングなのだが、意識してもらいたいポイントが4つある。

  1. 膝を折り曲げて、親指と人差し指の間に当てる
  2. 地面に落ちるギリギリでタッチする
  3. ボールの真ん中ではなく奥を捉え、ボールにバックスピンをかける。
  4. 全身脱力してる状態

意識してもらいたいポイントを4つ紹介しました。次にリフティング練習方法だが、いきなり、ノーバウンドのリフティングをやらないでほしい。今書いた、4つのポイントが意識しにくくなるからだ。だから、ノーバウンドではなく、それより難易度が低い、ワンバウンドリフティングがやってもらいたい。

ワンバウンドリフティング

ワンバウンドリフティングは、正しいリフティングをするうえで、もっとも重要だと言っても過言ではない。

やり方は、ものすごく簡単だ。ボールをバウンドさせて、ボールが浮き上がっているときに、ボールを蹴る。

そして、また、ボールがバウンドするのを待ち、また蹴るの繰り返しだ。

そのときに、4つのポイントのうちの上の3つを意識してもらいたい。

それを意識しながらやると、必然的に、バウンドが低くなってくる。そうなったら、上の3つのポイントはクリアできていることになる。

クリアして初めて、ノーバウンドのリフティングをやってもらいたい。もちろん、3つのポイントを意識しながら。最後のポイントだが、実はそれが一番むずかしいのだ。

全身がボールになれないと、脱力できない。だから、足の甲のリフティング以外にも、上半身のリフティングをとりあえずやってもらいたい。

胸や肩や頭などなんでもいい。回数出来るに越したことはないが、ボールに対しての恐怖心をなくすことが第一の目的だから、その練習をやってもらいたい。とりあえず、ワンバウンドリフティングと上半身リフティングをがんばってください。