意識が先で、現実があと
これから、どれだけ悪い思い込みを捨てられるかが重要になってくる。
僕たちは、親や学校が教える常識を信じる傾向にある。
「親孝行しなければならない」「自分の力でお金をかせがなければならない」「他の人に出来るだけ迷惑をかけてはいけない」などなどいろいろあるが、そうやって、親や学校、ひいては、テレビ、ラジオなどのメディアによって、規則や禁止事項を教えられる。
そして、僕たちの大半は、そうやって、教えられたものをそのまま受け取るのが、いいと感じ、信じ込まされ、思い込みになる。
思い込みは、自分を苦しめる。思い込みなんていうものは、なければないほど、自由に動き回れるのだ。
今いる、環境や現実も、思い込みによって作られてる。
いい環境や現実の人は、いいことを信じてる。悪い環境や現実の人は、悪いことを信じてる。
環境や現実を見れば、今、信じてることや思い込みが分かる。
だから、今、信じてることや思い込みを知りたければ、環境や現実を見ればいい。
多くの人は、今いる環境や現実は、偶発的にもたらされたと錯覚するが、実は、意識が先にある。
日ごろ意識してるものが、目の前に、現実として、現れただけである。
例えば、僕は、楽して金を稼ぎ、楽して生活ができると意識してるし、思い込んでる。
常識的に見たら、アウトだが、潜在意識や顕在意識は常識を度外視する。
常識とは関係なく、意識したものが現実に表れてる。
今、その生活ができている。だから、どれだけ、目に見えない、そういった意識や思い込みによって、現実が変えられるかわかったほうがいい。
どうしても、人間というのは、目に見えるものに焦点をあてる傾向にあるから、そこにあるものがすべてだと思ってしまうのだ。
現実がすべてではない。今、自分自身、しんどい現実だとしても、悲観せず、フラットにその現実を見極め、心地よい現実になるように、行動しよう。
その行動は、僕の実体験も含めていうと、大体、常識からはずれる。
だから、常識から外れることを恐れてほしくないのだ。
自分の心地よさを信じてほしい。自分が心地よくなるための、意識や思考をしてほしい。人間というのは、勝手に、意識や思考をする。
そして、意識したものが、現実として出る。もし、気に食わない現実なら、我慢するな、「気に食わない」と現実に牙を向けろ。上司かもしれないし、会社かもしれない。それは、人によって、違う。とにかく、「気に食わない」なら、それが、常識だとしても、大多数の他人だとしても、迎合するな。
そうしないと、現実なんて変わらない。