「なんとなく」と「思いつき」でしか動いてない
「思いつき」とは、脈絡がないもの。
脈絡がないからこそ、「思いつき」なのであって、なぜ?思いついたなんてものはない。
あるとすれば、「なんとなく」とか「ふわっと」ぐらいしかない。
人が動くが理由なんて根本的には「なんとなく」そう思ったからに過ぎない。
特に好きなこととかやりたいことにおいては、「なんとなく」なのである。
漫画読みたいのは漫画が好きだから読みたいのであって、「なぜ読むの?」って聞かれても、「読みたいから」しかない。
映画もお笑い見るのも料理するのも、「そうしたいから」そうするのであって、それ以外ない。
逆に、「なんとなく」の理由以外に、なにかをやってるとしたら、それは長続きしない。
例えば、「教養を高めるために」本を読む、映画を見ているとすれば、おそらくつまらない。
ほとんどの芸人は「人を喜ばせるために」お笑い芸人をやってるんじゃなくて、「人を笑かすと気持ちいい」から芸人をやってるだけ。
「人を喜ばせた」は結果であって、まず純粋に「気持ちいい」という感覚があるからできるのだ。
特に人の笑い声には中毒性があるから、笑かせば笑かすほど笑かす側としては「もっとちょうだい!」となるのだ。
こういう世間ウケのいい理由だったり、確固たる理由は「ウソ!」
好きなことやってるときほど、軽く動けるし、目的のために好きなことやってるなら、それウソだからやめたほうがいいよ。
嫌いなことやってるときほど気が進まないよね。
僕も大学生のとき、テスト一週間前にしか勉強しなかったから。
勉強というより、テスト教科があるその日だけ記憶していれば良かったから、詰め込みに近いかもね。
勉強嫌いだったし、嫌いなものをおうち持ち込んでやりたくなかったら、全部電車の中で詰め込んで記憶したよ。
出来ればテスト勉強なんてしたくなかったけど、状況によったら、嫌いなことでもやらないといけない場面出てくるよね。
そういうのは、期間だけ決めて、さっさと終わらす。
もちろん100点なんて目指さない。60点合格ラインぐらいとれればいいやぐらいの感覚でいい。
普段、適当な感覚で過ごしてるんだけど、嫌いなことやってるときはもっと手を抜いていい。
なんなら、学生じゃないなら、嫌いなことは自分はやらずに、他人に任せてやらせればいい。
「自分のできないことは、誰かができること。誰かができないことは、自分のできること」という文章を読んだことがあるけど、確かにその通りだと思う。
社会に出ると、あらゆる分野で平均点出す人より、一個で突出した人のほうが重宝される。
サッカー選手はサッカーしかできないし、その中でもメッシはめっちゃお金持ってるし、メッシにサッカー以外の能力を期待してない。メッシにはサッカーで世の中を魅了してほしいわけ。
途中脱線したけど、結局、好きなことだけやりましょうってことかな。
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