「ミスしてはいけない」と思うのは、疲れませんか?
毎日、気分よく過ごすためには、やりたいことだけやればいいって、よく聞くよね。
間違いじゃないよ。それに従って、漫画読んで、映画見て、料理作って、スポーツすればいいんだけど、それとは、気分よく過ごすための裏技があるから、教えるよ。
それは、自分の「怒りポイント!」を見つけて、その裏に隠された「ほんとは、どうしたいか?」というメッセージを素直にやるってこと。
例えば、友達と遊ぶ約束をしてて、その友達が約束の時間から遅刻してきて、怒りの感情が湧いたとしよう。(はい、怒りポイント!)
なぜ、怒ったかというと、その人は、
「遅刻してはいけない」というマイルールで生きてて、目の前に、そのマイルールを破る奴が現れたから、怒った。
自分もよく遅刻してれば遅刻した人に対して、寛容だと思う。
寛容じゃないってことは、「ほんとは、遅刻したいのに」と欲求不満の状態で、目の前にその欲を満たしてる人が、怒るっていう図式。
ダイエット中に、横でポテチ食われたら、腹が立つ。
なぜ、腹が立つのかというと、簡単じゃん。「ほんとは、ポテチ食べたいから♪」
だろう。
でね、僕の場合は、友達が遅刻してきて、腹が立ったら、その友達に、「次、僕が遅刻するね♪」っていいます。(今はほぼないけど)
だって、単純に、「遅刻してはいけない」と思い続けるのは、疲れる。
だから、「遅刻するね♪」って言うか、実際、次、遅刻することで、
「遅刻してもいい」にシフトしていく。
遅刻だけじゃなくて、あらゆる「~してはいけない」は「~してもいい」に変換する。
「ミスしてはいけない」➡「ミスしてもいい」
「負けてはいけない」➡「負けてもいい」
「仕事ができなくてはいけない」➡「仕事できなくてもいい」
「失望されてはいけない」➡「失望されてもいい」
「他人に頼ってはいけない」➡「頼ってもいい」
どっちが精神的に楽かを考えてみればいい。
「ミスしてはいけない」と思いながら、仕事すれば、エネルギーの消耗もはやい。
たぶん、「ミスしてはいけない」と思いながら、仕事してる人の顔は笑ってない。強張ってる。
Twitterの投稿で読んだけど、よくミスする部下に対して、上司が「安心して、失敗してもいいよ。部下の失敗の後処理をするのが上司の仕事だし、上の人の仕事だから!」
と言ったところ、その部下の失敗の数が驚くべき減ったようだ。
メンタルは直に仕事にもプライベートにも影響する。
背負い投げで投げられたときに、床がコンクリートだと思ってる人(失敗してはいけない)と背負い投げで投げられたときに、床がふわふわなベッドだと思ってる人(失敗してもいい)
どっちが柔道が上手くなるだろうか。どっちが仕事が上達するだろうか。
一回、背負い投げされたら死んでしまうと思ってる人よりふわふわのベッドの人のほうが何回投げられて死なないと分かってるから、場数が踏める。
場数の数だけ、上達する。
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