経済的な投資より心理的な投資をどれだけできるか

毎日、やりたいことだけして、やりたくないことはやめたら、良い気分になります。

それは、お金についても、同様に言えます。

欲しいものが高くても、お金を使って欲しいものを買えば、心地よくなれますし、逆に、どんなに安くても、本人が、心ときめかないものを買えば、気分が落ち込みます。

そして、往々にして、買った本人には、その自覚はありません。

あるのは、"安く買えた"という満足感だけです。そして、その満足感は、麻薬のような刺激なので、一瞬で終わります。

欲しいものは、どんなに高くても、買うこと

「欲しい!」と思ったものを、あなたは即、購入できますか?

買える方は、読まなくて、いいかもしれないです。買えない方だけ、読んでください。

僕が、「欲しい」と思ったものを、買ったほうがいいという理由に、先ほども書いたように、心地よくなるためと書きました。

ここで、欲しいものを買って、心地よさを感じたエピソードを紹介しよう。

二週間ほど前、生ごみのにおいに悩まされてました。

インターネットで調べたところ、夏は生ごみのにおいがきつくなるみたいです。

実家にいるときは分かりませんでしたが、少し考えれば、夏に生ごみのにおいがきつくなるのも想像がつきます。

そして、同時に、生ごみのにおいの解決法をインターネットで、引き続き調べました。

「出た生ごみをごみ収集日まで冷凍させる」とか「ごみ収集日まで生ごみネットに貯めておく」みたいな解決法がありましたが、どれもめんどくさいし、貯めておくという策に関していえば、結局、臭い思いがするから、意味ないなと感じました。

そんな中、生ごみ処理機で処理するという方法が載っていました。

簡単そうだし、めんどくさがりの私は、12000円の生ごみ処理機をアマゾンにて購入しました。

購入して、2週間経ちましたが、生ごみのにおいに悩まされることはありません。

12000円という身銭を切って、生ごみという悩みの種を摘めるわけですから、安いものです。

おそらく、生ごみ処理機を買って、ごみの量が減って、ゆくゆくは、12000円の元がとれるという効果が得られるかもしれませんが、そういう世間一般的な投資というものに興味がありません。

僕がやってるのは、心理的な投資だけです。生ごみ処理機を買ったのは、ストレス軽減への投資です。

自分の心地よさを確保するためには、欲しいなと思ったものは、極力買うようにしています。

それが、どんなに、自分の金銭感覚からして、高いなと感じるものであっても。

それもこれも、嫌なこと、やりたくないことに時間を費やすぐらいなら、好きなこと、やりたいことに時間を費やしたいから。

生ごみのにおいに悩んでる間に、好きなことができる時間がなくなっていきます。

ストレスとか悩みとか楽しみとか心地よさとかは目に見えないけど、どれだけ投資できるのかって重要じゃない?