「朝まで生テレビ!」より「負けでいいんで、退席してもよろしいでしょうか?」

自分のことはコントロールできるが、他人のことはコントロールできないし

相手が正しいと思い込んでることを訂正することはできないし、

相手の考えも、思想も、哲学も変わらない。

だから、自分が「理解してほしい」と思っても、「理解されない」のは、自分の論理が100%正しいと思い込んでるから、理解されないわけだし、

悪い意味で自分=世界だと思い込んでる。というよりそう思い込まないとやってられないのだろう。

そもそも、「理解してほしい」も自分の論理を過信してる言い分だから、結局、「理解されたい」なら、「理解しようとしなさい」ってことになる。

「与えよ!さらば、与えられん!だっけ?ギブアンドテイク」ってことになる。

「理解しようとする」っていうのは、先に負けを認めて、降参しましょうってこと。

いろんな勝負があって、そこからさっさと負ける。

論理の勝負、意地の張り合い、我慢比べ、優劣の世界からさっさと身を引く。

勝とう!勝とう!って思ってるときうまくいってないし、自分のほうが正しいと思ってるときもうまくいってないし、誰かと比べてるときもうまくいってない。

だから、いくら自分が正しいとか向こうが間違ったことを言ってるとしても、こっちが先に折れるの。

先に負けないとずっと比較の世界に足つっこんでて苦しいわけ。

ちゃんと負けたら、みんな味方の世界になって、自分はのびのびできて、ますますうまくいくから。

あとね、向こうがどれだけ間違ったことを言ったとしても、反論しないこと。

反論したくなる気持ちをグッとこらえて、そこは我慢してスルーする。

じゃあ、相手の発言のどこを見て、言葉を返せばいいのか。

それは、相手がそれを言った意図を考えればいい。感情が言語化されたのが言葉だから。言葉の真意は、結局何らかの感情にたどりつくワケ。

だから、言ってることには共感できなくても、それ言ってるときの感情には共感できると思う。

言ってることどんなにはちゃめちゃでも、

「悲しい!」「つらい!」「寂しい!」っていう感情は分かるやん。

そこを、「うん!うん!」って共感する。

意固地な人、特に、頑固な男って、口では寂しいとかつらいなんて言わないから。

まー言わないよ。でもね、言ってる表面的な言葉じゃなくて、態度とか表情でほぼ分かるやん。この人構ってほしくて、わざと嫌われるようなことしたり、セクハラめいたことするわけ。

男だけじゃなくて、みんなそう。

感情を隠すのが人間。

で、みんな感情を隠せたほうが恰好いいと思ってるし、その方が勝ってると思ってる。

じゃあ、もう、どうすればいいか分かるね。

さっきも、書いた。「先に、負ける」に繋がってくるんだけど、「先に感情出せってこと」だよね。

これって、論理の世界、競争の世界じゃタブーなわけ。だからこそ、そっから、抜け出して、競争とは無縁のストレスフリーな世界に移りたいなら、プライド捨てて、先に感情だせってこと。

いつまでも「朝まで生テレビ!」してんじゃねぇよってこと。

あれ、見てる分には楽しいけど、あそこに座って論破にせいを出してる自分を想像すると吐き気するじゃん。

今の、僕なら、「負けでいいんで、退席してもよろしいでしょうか」って言って、席を外すと思う。そっちも勇気あるけど、負ける勇気に使うほうがいいよね。

 

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