今の会社で、嫌なことが多すぎるので、転職したい気分です。どうすればいいですか
大学の友人から悩みのLINEが来た。LINEの内容をブログに載せてもいいと許可をもらったので、載せます。
Q:職場である人(先輩)がいて、その人は、他の先輩とは仲良しだが、ワシに対しては、冷たい。だから、自分が分からないことがあっても、仲良くないから、質問できない。あとクセのある人が多いし、いろいろな私情もあり、そんなこんなで転職したい。
A:僕の場合は、まず、その状況では、転職はしません。
その状況で転職することは、甘えであり、逃げだからです。いや、別に、逃げてこのまま上のような問題がなくなるなら、逃げて構いません。
でも、逃げたところで、逃げた状況で、逃げる前と似たような状況が現れます。
なぜ、逃げたら、逃げる前と似たような現実が現れるのか。
それは、質問者の今の現実と心の声(子供)、頭の声(大人)、三つの手がかりで紐解けます。
現実:わしに対しては、冷たい。
心の声(子供):冷たいのは嫌だ。もっと、ホントは自分にも話してほしい。
頭の声(大人):とりあえず我慢しよう。いずれ転職すれば、こんなことない。
これ見て、分かる通り、心の声から逃げたからその現実になっている。
「冷たいのは嫌だ」と思ってるのに、我慢するから、また、我慢させられる現実が現れる。これも、一種の逃げです。
「我慢、甘え、逃げる、耐える」は同じ意味です。
我慢すれば、我慢させられる現実。逃げれば、逃げたくなる現実。耐えれば、耐えたくなる現実。
この世界は、ものすごく単純な法則で成り立ってます。
じゃあ、どうすればいいか?
簡単です。今までと逆のことをすればいいんです。
質問者は、今まで、心の声から逃げてきた訳です。今度は、逃げずに、戦うんです。
「ワシに対して冷たい」という現実に対して、どう思い、どう感じたかを対象者に言うんです。
「冷たいのは嫌だ。もっと、ホントは自分にも話してほしい」
そう思ったなら、そう感じたなら、それを、外の現実にぶつけて下さい。
感受性は人それぞれなので、言うことは自分で決めること。
大事なのは、何度も書くけど、どう思い、どう感じたか、それに加えどうしてほしいかを対象者に、外の現実にぶつけることです。
ぶつける方法、本音を言う方法なんてありません。
あるとすれば、勇気だけです。あとは、「やるか、やらないか」だけです。
やれば、現実は変わるし、やらなければ、現実は変わらないだけです。ただ、それだけです。
幸いにも質問者には、「嫌なこと」がたくさんあります(不謹慎かー)
それら「嫌なこと」を全部書き出します。
その後、その嫌なことの横に、心の声を書いていきます。
「どうしたいか、どう思うか、どう感じた、どうしてほしいか」などなど書きます。
なんでも構いません。嫌なことがあれば、誰しも感情が湧きます。
それを書けばいいです。そして、その心の声を、外の現実にぶつける。
それを、「嫌なこと」の数だけやればいい。ゆっくりでいいから、やりやすいところからやっていきましょう。
その「嫌なこと」も全部書き、心の声も消化してから、転職してください。
というより、その頃には、転職する気になってないかもよ。
終わり。
※ブクマ登録お願いします(笑)