仕事は、「失敗しても何も起こらない」を知るための装置

「失敗しても何も起きない」

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これを知るために、仕事があると思ってる。

 

 

 

だって、失敗することを意識するのは、仕事のときぐらいだから。

 

オフの日に、好きで料理を作って、火加減ミスって、丸焦げになっても、それを自分で食えばすむけど、

職業料理人の人が、料理ミスしたら、怒られる。

 

 

失敗したら、怒られる。

失敗したら、注意される。

失敗したら、評価されない。

失敗したら、失望される。

 

 

さて、仮に、結果として、「失敗して、怒られた!」としよう。

 

ほぼ確実、自分の失敗は、誰かが埋めてくれて、失敗する前の状態に戻る。

 

ということは、「失敗しても何も起こらない」ということになる。

 

失敗した瞬間は、マイナスに針が振れるけど、その針はゼロに戻るようになってるし、

失敗したことによる、いざこざは明日はなくなってる。

 

今日も、どこかの誰かが、コンビニで大きな失敗しても、明日も普通に営業するし、

 

スティーブ・ジョブズが亡くなっても、アップルは健在してる。

 

ってことは、1社員、1バイトの失敗ごときで、会社は潰れないし、周りの人に迷惑はかかっても、その迷惑はずっと持続しない。

 

だって、自分じゃない誰かの失敗なんて気にしたことないだろう?

ってことは、その失敗は職場に残ってないということになる。

 

まぁ、「失敗しても何も起こらない」ということだ。

その上で、「失敗したら、怒られた」っていう出来事があったとしよう。

 

その後、普通は、その事実を受けて、落ち込む。

 

落ち込むのは、自然なことだから、しょうがない。

 

落ち込ませるだけ、落ち込ませればいいよ。(出来れば、ノートとペンを使って、感情を書く)

 

それで、落ち込んでるときに、「失敗しても何も起こらない」を考えるといいよ。

 

おそらく、失敗して、落ち込んでたとしても、誰かが穴埋めしてくれてるから、結局、何も起こってない状態になってるから。

 

仕事は、「失敗しても何も起こらない」を実感するための装置。

 

だって、仕事って、自分が失敗したくなくても、めっちゃ失敗させてくれるじゃん。

 

その度に、「失敗しても何も起こらない」を味わえるんだよ。

 

もし、失敗して、落ち込みが引き続くなら、それは、「失敗したら、何かが起こる」と思い込んでる人ということになる。

 

「失敗したら、何かが起こる」は単なる思い込み。事実は「何も起こらない」

 

水川あさみは女。荒川良々は男。IKKOはオネェ。レベルで超事実。

 

「失敗したら、何かが起こる」と思ってる人は、「失敗しても何も起こらない」を実感できてない。

 

平等に、皆に、「失敗しても何も起こらない」が降り注ぐ。

 

それを実感する度に、ネガティブを引きづらなくなるよ。