職場にいる時間が一番長い人=職場の状態
完璧でいようと思う人は、相手にも完璧を求めるし、
自分が休みなく働いてる人は、相手の休みにも寛容にはなれない。
自分が我慢してるなら、相手も我慢して当然だと思ってる。
自分に課したルールは、そのまま相手にも無意識に課してしまう。
ってことは、相手の休むことも、我慢しないことも、適当に仕事をすることも自分のルールを破ってることになるから、破ったら普通にその人に怒るし、嫌うし、直接態度には出さなくても不満だけがたまる。
で、人って、近くの人にいる性質が伝染するっていうのがあって。分かりやすいことばで書くと、「類は友を呼ぶ」なんだけど。
例えば、職場とかで、一番、いろんな意味で性質が強い人っていうのは、「職場にいる時間が一番長い人」ってことになる。
まぁ、コンビニの店長とかイメージしてもらえれば、いいかな。
職場にいる時間が長い人=職場の状態になるわけ。
嫌々仕事やってたら、みんなも嫌々仕事するようになるし、
義務とか責任だけで仕事をしてたら、みんなも緊張しながら仕事をすることになるし、
楽しくない、出来ればこの職場いたくないなって思われたら、パートの人は、その店適当な理由つけてやめると思うし、
楽しくないな、しんどいなって思いながらでも、やめるとみんなに迷惑かなって思って、残ったり。
結局、義務や責任で働いてる店長と「やめると申し訳ないな」と思ってる同じく義務と責任で働いてるパートさんが残る。
最終的には、同じ性質の人が集まってくる。
てか、楽しくないなと思われてる職場だったら、シフトなんて協力してもらいにくいと思うし、アルバイト募集しても来ないと思うけどね。
で、仮にシフト協力してくれたとしても、義務とか責任だけで引き受けてくれてる可能性が高い。
まぁ、その人が「つまらない」と思いながら働いてると仮定した場合よ。
仮定しなくても、その人の性質が、そのままお店の状態ってなれば、嫌々引き受けてる可能性のほうが大きいよね。
環境っていうのは、ホントにその人の性質を作っちゃうから。
モテる人たちの近くにいれば、本当にモテるようになっちゃうし、
オシャレな人たちの近くにいれば、おしゃれになるし、
イタリアから帰国したサッカー選手って、みんなおしゃれになって帰ってくるでしょ。
環境って、すごいんだから。