仕事のこだわりがない人

今、正社員として、百貨店のグロサリー売り場で働いてる。

発注したり、品出ししたり、商品の包装をしたりしている。

正社員として働く前、二年間フリーターとしていろんなアルバイトをしてきた。

それで思ったのは、仕事においてこだわりというのがまったくないのだ。

この商品を二列にするか、三列にするか、上段に置くか、下段におくか、一応自分の中でこれでいいかなと思って、その商品を下段に三列においたりする。

あとでパートさんが見て、「私は二列にしたほうがいいと思う」って言われたら、それに従うし、知らぬ間に、二列に修正されてたとしても、なんとも思わない。

なんとも思わないってことは、仕事に深入りしたことがないということだ。

どこか冷めながら仕事をしている。それはフリーターのときから変わらない。

ベストの仕事をしてやろうなんて思わない。

だって、仕事で評価されたいとか居場所を作りたいなんて思ったことない。

家に帰れば、ドラマが見れて、漫画読めれば十分だ。

出会いが欲しけりゃ、職場の外で作ればいい。

無理して仕事で評価される必要も、承認欲求を満たす必要もない。

職場で居場所なんて作ろうなんて思わないから、平気で助けてもらうし、仕事を振るし、頼る。

だって、仕事でムダに疲れて、家で漫画が読めなくなるのが嫌だから。

漫画を読む余力を残して仕事を終えたいし、残業せず定時で帰りたいから、

嫌われてもいいから、仕事を振る、頼る。

それでこだわりを持たなくなった理由が、フリーターとして二年間いろんなアルバイトをした経験から来ている。

いろんな職種の仕事をするにあたって、自分はこれが好きとか得意とか嫌いとか苦手とか大変そうっていう思い込みって邪魔なのよ。

いろんな仕事をするってことは、これは始めてやる仕事や~って思う回数が多くて、その都度、「難しそうやわ~」って思うわけ。

でも、大抵、場数踏めば、うまくなるわけ。

「この仕事、難しそう」っていう思い込みを壊した回数は相当多い。

だから、だんだん、「この仕事、難しそう」って思うことにも慣れてくる。

というか、心のどっかでは、最終的には、うまくなるだろうって読めるだよね。

あと、職を転々とする時期が多くなると、「この仕事が好き」とか「この仕事、超向いてる」とか思ってるタイミングで仕事やめちゃうから、仕事においてこだわりがないっていうのはそういうところから来てるのかもね。

「この仕事が好き」とか「この仕事、超向いてる」とかって思ってる回数がすごく多いっていうことは、結局、どの仕事してもそう思うんじゃねぇってことなんだよね。

僕は、難しい仕事なんてあんまりないと思ってる。

難しく見える仕事だって、場数踏めば、大抵様になるのよ。

あと、必要以上に難しく見えるのは、その仕事に対する不満が一番多かったり、トラブルが多かったり、手順が多かったりするだけだろう。

それが難しいっていうことなんだろう!って言われたらそれまでだけど、とりあえず自分がやってみようよ。初心者の自分ができたら、その仕事の敷居を下げられるだろう。

難しそうに見えちゃダメなんだよ。大抵、簡単なんだって。

社員にしかできない仕事なんてないのよ。社員にしかできないから希少価値の高い難しそうな仕事に見えるんだと思うけど、そうやって仕事の敷居をあげない。

自分にしかできない仕事なんだっていうのは、自分のアイデンティティが満たされるだけで単なる自己満足で、既得権益にしがみついてるバカだよ。

組織のことを考えたら、自分にしかできない仕事はしっかり共有してあげないと、あと共有したほうが、自分が楽できるじゃん。

一個の仕事ずっとやると、その仕事に対するこだわりがすごく強くなって、他人の意見とか聞く柔軟性がなくなっちゃう。

その仕事に対してこだわりが強くなると、他人に任せられない。

なぜなら、他人に任せて、その人ができちゃったら、自分のその仕事に対するアイデンティティがなくなっちゃうから。

組織のこと考えたら、任せたほうがいいし、任せたほうが疲れずに仕事もできるからいいんだと思うけどね。

まぁ、僕は仕事にこだわりなんてないから、自分が仕事覚えたら、平気で教えるし、任せるけどね。

 

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